お知らせ

News

10/9小泉八雲旧居演奏会「かそけき夢の音—明治・大正の足踏みオルガンとともに」参加申込受付中

【旧居ニテ 虫ノ声音ニ 耳ヲ澄マス】
「かそけき夢の音—明治・大正の足踏みオルガンとともに」
出演:米山麻美さん(プラバホール専属オルガニスト)
2022年10月9日(日)(1)18:00 (2)19:00 
※開催日を変更しました
小泉八雲旧居(松江市北堀町315 小泉八雲記念館東隣)
定員:各回12名(入れ替え)
参加費:500円
※本日から受付開始♪
申込先:小泉八雲記念館 電話 0852-21-2147 と メールフォームで受け付けます。
https://www.hearn-museum-matsue.jp/event-insects.html#concert-yoneyama
共催:日本の面影「松江」実行委員会、松江市、小泉八雲記念館
米山麻美 さん:松江プラバホール専属オルガニスト。日本初の公共ホール専属オルガニストとして、前例のないところから造り出す型にとらわれない多方面からの音楽空間づくりには定評がある。2015年、「The Open Mind of Lafcadio Hearn in アイルランド」に随行し、八雲のゆかりの地トラモアでリサイタルを行い、好評を博す。2021年10月、小泉八雲旧居で第1回目の明治·大正時代の足踏みオルガンを奏でる演奏会を開催。

10/8小泉八雲旧居演奏会「虫の声と織りなす絃の調べ」参加申込受付中

【旧居ニテ 虫ノ声音ニ 耳ヲ澄マス】
「虫の声と織りなす絃の調べ」
出演:X [iksa](イクサ)
日時:2022年10月8日(土)(1)18:00 (2)19:00
会場:小泉八雲旧居(松江市北堀町315 小泉八雲記念館東隣)
定員:各回12名
参加費:500円
申込受付開始日:本日より受付開始♪
申込先:小泉八雲記念館 電話 0852-21-2147 と メールフォームで受け付けます。
https://www.hearn-museum-matsue.jp/event-insects.html#concert-iksa
共催:日本の面影「松江」実行委員会、松江市、小泉八雲記念館
イクサ:辺見康孝(ヴァイオリン)と松村多嘉代(ハープ)によるデュオユニットで、松江を拠点に活動。2006年10月にデュオとしての初共演以来、これまでにオーストラリア、南アフリカ共和国、カナダなどの海外公演を含め600回以上の公演を行う。オリジナル曲やオリジナルアレンジ、新作の委嘱などヴァイオリンとハープによるアンサンブルの可能性を追求し続ける。島根県観光PR映像やテレビ番組の音楽の制作も手掛ける。http://www.x-iksa.com

10/1小泉八雲記念館寄席「柳家さん喬が語る八雲 Vol. 5」のお知らせ

【小泉八雲記念館寄席のお知らせ】
柳家さん喬が語る八雲 Vol. 5(松江水燈路イベント)
さて、今年はどんな噺が飛び出してくるのやら…。今年は水燈路が実施されますので、ぜひお出かけください♪
日時:10月1日(土)18:00(受付17:30)
会場:小泉八雲記念館2F
出演:柳家さん喬
料金:前売4,000円(全席自由/当日500円増し)
問い合わせ先:松江落語の会 
電話:090-2867-4881(カジタニ)/090-3632-0635(イノウエ)
主催・共催:日本の面影「松江」実行委員会、山陰落語の会、まつえ落語会、小泉八雲記念館
☟詳細はこちら
http://www.hearn-museum-matsue.jp/event-insects.html#sankyo

次回企画展「虫の詩 かそけきものの声音を愛す」6月26日スタート!

虫の詩 かそけきものの声音を愛す
2022年6月26日(日)―2023年6月11日(日)
1階 展示室3

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は虫を愛した作家でした。ファーブルの昆虫の本を愛読し、美しい竹細工の虫籠に松虫や鈴虫、草ひばりなどを飼い、その声音に耳を傾けていました。また、日本の古い詩歌をたくさん拾い集め、その詩に込められた心情や自然観、あるいは虫に対する日本人の愛着心について語るとともに、ときには進化論や仏教的、哲学的随想を交えながら日本の虫にまつわることがらを西洋の読者に紹介しています。

作品に目を向けてみると、「蜻蛉(トンボ)」「蝉(セミ)」「蠅(ハエ)」「蛍(ホタル)」「蛙(カエル)」「蚕(カイコ)」「草ひばり」「蝶(チョウ)」「蚊(カ)」「蟻(アリ)」など多くの虫や小動物などをテーマにしていることがわかります。作品はいずれも昆虫学の論考ではなく、その種類や鳴き声、和歌や俳句、虫聴きや虫売りなど文化的考察のエッセーです。八雲は虫にまつわる民俗信仰や民衆文化に関心を示し、自分自身も庶民の生活を共有するという共感的な姿勢を貫いていることがわかります。

「一寸の虫にも五分の魂」を見出す日本人の心の持ち方、虫の音を「美しいミュージック」と感じる日本人の耳と豊かな感性は、虫の愛好という点において、古代ギリシャ人と酷似していることにも気づきました。

本展では、虫や小動物が主役となる作品を糸口に、愛用の虫籠、直筆原稿、著作にみる昆虫のイラストなどの資料を中心に展示します。八雲が最も健全で幸福であるという日本人の自然に対する態度、あるがままの自然を受け入れ、虫や蛙などかそけきものの中にも「美」を見出してきた日本人の心に光をあてていきます。そのことが、困難な現代を生きる私たちに一筋の光をもたらすことを期待しています。